相談事例

Excelの数式をAIに聞いて入れる

集計したいことは決まっているのに、どの数式を使えばいいのか分からない

10分 ChatGPTExcel できた自信がついた

こんな人へ
事務職・PCが苦手で、Excelの数式が呪文にしか見えない人

今日の相談

数式が分からない

Excelの画面を前に、どの数式を使えばいいか分からず困っている主人公

集計したいだけやのに数式が呪文に見える…

AIへお願い

表の形とやりたい集計を日本語でAIに説明している相談者

やりたいことを日本語のまま伝える

AIの返事

数式と入れる場所の説明が返ってきて少し驚く相談者

使う数式と入れ方がそのまま返ってくる

ポイント

今日のポイント

できた!

集計ができた

集計が一瞬で終わって安心して微笑む相談者

手で数えてた30分が数式ひとつになった

また困ったらおいでと言うほー先輩

「聞けばええ」と分かったら、Excelは味方になるで。

絵で流れはつかめたやろ? ほな、このとおりにやってみよか。コピーして使える手順を下に置いといたで。

このとおりに、5分でやってみる コピーして使える手順・スマホでもできます

1. 今日の相談

「毎月、出勤表から一人ずつ出勤日数を数えてるんです。Excelに数式ってものがあるのは知ってるんですけど、調べても『COUNTIF』とか『SUMIF』とか呪文みたいで……結局いつも、目で数えて電卓で足してます」

事務のお仕事で、本当によく聞く相談です。Excelが便利なのは知っている。数式を使えば一瞬なのも、たぶん知っている。でも「どの数式を、どこに、どう書くのか」が分からない。検索して出てくる解説ページは、専門用語だらけで余計に不安になる——。

この「調べても分からない」を、なんとかしたいというのが今日の相談です。

2. 大丈夫です

ほー先輩:大丈夫やで。数式を覚えられへんのは、あなたの頭の問題やない。あれはもともと「人が覚える」より「機械が読む」ための言葉やねん。せやから、翻訳係に頼んだらええ。

そうなんです。今日から発想を変えましょう。数式は覚えるものではなく、AIに聞くもの。あなたがやるのは「やりたいこと」を日本語で説明することだけ。「A列に日付、B列に名前が並んでて、たなかさんが何回出てるか数えたい」——この説明ができれば、それで十分です。

日本語で説明できることは、全部数式にできます。

3. 今日使うAI・道具

今日使う道具は2つです。

  • ChatGPT(無料で始められます) … やりたい集計を日本語で伝えて、数式に翻訳してもらいます。
  • Excel … いつも使っている表のまま。買い足すものはありません。

4. 実際にやってみる

順番にいきましょか。今日は「データを貼らずに聞く」のがコツです。

ステップ1:表の形を、言葉で説明する

Excelの表そのものはAIに貼りません。代わりに「どの列に何が入っているか」を言葉にします。「A列に日付、B列に名前、C列に○か空欄」——これだけでAIには十分伝わります。

**表を貼らないので、名前や個人情報がAIに渡りません。**これがこのやり方のいちばん安全なところです。もし例を書きたいときも「たなか」「Aさん」などの架空名に置き換えてから。

ステップ2:ChatGPTに、このまま頼む

Excelでやりたいことがあります。 表の形:A列に日付、B列にスタッフの名前、C列に出勤なら「○」が入っています。データは2行目から100行目まであります。 やりたいこと:「たなか」さんの○の数を数えて、E2のセルに出したいです。 使う数式と、どのセルに入れるかを、Excel初心者向けにやさしく教えてください。

「初心者向けにやさしく」を入れておくと、専門用語の少ない説明で返ってきます。

ステップ3:数式をコピーして貼り、1つだけ検算する

返ってきた数式を、言われたセルにそのまま貼り付けます。そして大事なのが最後のひと手間。1人分だけ、目で数えて答え合わせをします。数式の結果と手で数えた数が合えば、残りの人数分は安心してコピーできます。

ほー先輩:エラーが出ても慌てんでええよ。エラーの文字をそのままChatGPTに貼って「これが出ました」と言うたら、直し方まで教えてくれるからな。

5. 完成例

実際にやってみると、こんなふうに変わります。(架空のスタッフ名です)

ビフォー:出勤表を目で追って、正の字を書いて、電卓で確認。スタッフ8人分で約30分。月に一度の憂鬱な作業。

アフター(ChatGPTが教えてくれた数式)

E2のセルに、次の数式を入れてください。

=COUNTIFS(B:B, "たなか", C:C, "○")

意味:B列が「たなか」で、C列が「○」の行を数えます。
ほかの人の分は、"たなか" の部分を名前に変えるだけです。

貼り付けて、Enterを押すだけ。1人分を検算して合っていることを確かめたら、8人分が数分で終わりました。来月からは、この数式が入ったままなので0分です。

6. 使ってみた感想

いちばん大きかったのは、「Excelに聞ける人になった」という感覚です。COUNTIFSという名前は今も覚えていません。でも困ったら聞けばいい、と分かってからは、Excelへの苦手意識が薄れました。

良かったのは、データを貼らずに「表の形の説明」だけで正確な答えが返ってくること。個人情報を守りながら使えるので、職場の表でも安心です。

一方で、検算は必ず。数式は正しくても、こちらの説明が実際の表とズレていること(データが101行目まであった、など)があります。「翻訳はAI、答え合わせは自分」です。

7. 今日できたこと

今日できたことを、言葉にしておきますね。

  • 手で数えていた集計が、数式ひとつで終わるようになった。
  • 「表の形を言葉で説明して数式を聞く」という、データを渡さない安全な聞き方を覚えた。
  • エラーが出てもAIに貼って聞けばいい、と分かった。

合計・平均・条件つきの色分けも、ぜんぶ同じ聞き方でいけます。

8. ほー先輩の一言

ほー先輩:数式は暗記するもんやないで。聞き方さえ覚えたら、Excelはもう怖ない。今日のあなたは「調べても分からん人」やのうて「聞けば解決できる人」や。ええ変化やな。また詰まったら寄ってな。