仕事の段取りの相談事例

Excelの数式候補をAIに聞き、コピーで検算する

実データを渡さず架空の小さな表で数式候補を試し、通常値・空欄・表記ゆれ・範囲端を検算してから元表へ反映します

10分 ChatGPTExcel できた自信がついた

こんな人へ
事務職・PCが苦手で、Excelの数式が呪文にしか見えない人

今日の相談

数式が分からない

Excelの画面を前に、どの数式を使えばいいか分からず困っている主人公

集計したいだけやのに数式が呪文に見える…

3ステップ

この順番なら、迷わず進められます

  1. AIへお願い

    やりたいことを・日本語のまま伝える

    頼む
  2. AIの返事

    数式の候補と・確認項目が返ってくる

    受け取る
  3. できた!

    集計ができた

    通常値と例外を照合・確認後に元表へ反映

    仕上げる
人が最後に確かめること
  • 実データは渡さない
  • コピーと架空値で試す
  • 通常値と例外を検算
また困ったらおいでと言うほー先輩

答えをもろて終わりやないで。小さい表で外れ方まで確かめるんや。

流れはつかめたやろ? ほな、このとおりにやってみよか。コピーして使える手順を下に置いといたで。

このとおりに、5分でやってみる コピーして使える手順・スマホでもできます

1. 今日の相談

「毎月、出勤表から一人ずつ出勤日数を数えてるんです。Excelに数式ってものがあるのは知ってるんですけど、調べても『COUNTIF』とか『SUMIF』とか呪文みたいで……結局いつも、目で数えて電卓で足してます」

事務のお仕事で、本当によく聞く相談です。Excelが便利なのは知っている。数式を使えば一瞬なのも、たぶん知っている。でも「どの数式を、どこに、どう書くのか」が分からない。検索して出てくる解説ページは、専門用語だらけで余計に不安になる——。

この「調べても分からない」を、なんとかしたいというのが今日の相談です。

2. 大丈夫です

ほー先輩:数式を暗記できなくても大丈夫や。AIには候補と説明を出してもらえる。ただし、列・範囲・例外を誤解した数式も返るから、検算までを一組にしよな。

AIには、やりたいことを日本語で説明して数式の候補を出してもらえます。ただし、日本語の説明だけで実際の表の構造・表記ゆれ・空欄・結合セル・非表示行まで伝わるわけではありません。

今日のゴールは、答えをそのまま貼ることではなく、架空の小さな表で期待値と例外を照合し、承認されたコピーで試してから元表へ反映することです。

3. 今日使うAI・道具

今日使う道具は2つです。

  • ChatGPT(無料で始められます) … やりたい集計を日本語で伝えて、数式に翻訳してもらいます。
  • Excel … いつも使っている表のまま。買い足すものはありません。

4. 実際にやってみる

順番にいきましょか。今日は「データを貼らずに聞く」のがコツです。

ステップ1:表の形を、言葉で説明する

Excelの表そのものはAIに貼りません。代わりに、実務と無関係な架空の列・セル・値で「どの列に何が入る想定か」を説明します。

表を貼らなくても、実際の人数・勤務条件・売上構造等から職場や案件を推測できることがあります。実在名をAさんへ変えるだけではなく、人数・期間・値も実務と無関係な架空条件にします。

ステップ2:ChatGPTに、このまま頼む

Excelでやりたいことがあります。 表の形:架空の練習表で、A列に日付、B列に担当記号、C列に対象なら「○」が入っています。データは2行目から10行目まであります。 やりたいこと:担当記号「X」の○の数を数えて、E2のセルに出したいです。 数式の候補、セル参照の意味、確認用の小さなテスト例、空欄・表記ゆれ・範囲端で確認する点を教えてください。 元ファイルの上書き、マクロ、外部リンクは提案しないでください。

「初心者向けにやさしく」を入れておくと、専門用語の少ない説明で返ってきます。

ステップ3:架空の小さな表で通常値と例外を検算する

元ファイルではなく、架空の数行を入れたコピーへ数式候補を貼ります。通常の一致だけでなく、空欄、同じ名前の重複、全角・半角、前後の空白、範囲の最初と最後、対象外の行を用意し、期待する数と一致するか確かめます。

一つの行や一人分が合っても、残りの範囲やコピー方向まで正しいとは限りません。相対参照・絶対参照が意図どおり動くか、先頭・中間・末尾で確認します。

ほー先輩:エラーを相談するときも、元表やファイル名は送らんでええで。エラーコードと架空の数式、期待した結果だけで確認しよな。

5. 完成例

実際にやってみると、こんなふうに変わります。(架空のスタッフ名です)

ビフォー:出勤表を目で追って、正の字を書き、人数を確認する作業。

アフター(ChatGPTが教えてくれた数式)

E2のセルに、次の数式を入れてください。

=COUNTIFS(B:B, "たなか", C:C, "○")

意味:B列が「たなか」で、C列が「○」の行を数えます。
ほかの担当へコピーする前に、参照セルと範囲が意図どおり変わるか確認してください。

貼り付けたら、架空の小さな表で通常値と例外を検算します。その後、職場の手順に従って元表のコピーへ入れ、合計・数件の明細・範囲端を別の方法で照合してから反映します。

6. 元の表へ入れる前の確認

AIへ渡すのは、列の役割と架空の条件だけです。元の表、実名、顧客名、売上などの実データは貼りません。

数式は、まず架空の数行で試します。手で数えた答えと一致するか、空欄や表記ゆれがある場合も意図どおりかを確認します。

数式自体が正しくても、説明した列や行の範囲が実際の表とずれていることがあります。数式の候補はAI、元表への適用と答え合わせは人です。

7. 今日できたこと

今日できたことを、言葉にしておきますね。

  • 実データを渡さず、架空の列・セル・値で数式候補を聞けた。
  • 通常値だけでなく、空欄・表記ゆれ・範囲端を検算できた。
  • 元表のコピーで再確認してから反映する順番を決められた。

合計・平均・条件つきの色分けでも、目的、架空の表、期待値、例外を分けて確認します。

8. ほー先輩の一言

ほー先輩:数式候補を聞くことと、元表で正しいことは別やで。小さい例、コピー、元表の順に、通常値と例外を確かめて使おな。

この型を保存するExcel数式を聞く前の確認メモテンプレ・コピーして使えます

役に立ちそうな人へ

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