1. 今日の相談
「パソコンで調べ物をしていたら、突然大きな警告音と『ウイルスに感染しました。今すぐサポートへ電話してください』という画面が出て、電話しそうになりました」
画面内の番号へ電話しない、ボタンやリンクを押さない、支払い・入力・遠隔操作をしないところで止めます。そのうえで、職場端末は管理担当、個人端末はIPAなどの公式情報へ、画面とは別の経路から戻ります。閉じ方や端末の扱いは状況・機器で異なるため、一律の操作をAIに決めさせません。
2. 大丈夫です
ほー先輩:びっくりしてもおかしない。見抜こうと触り続けず、操作を止めて相談先へつなご。
AIは実際の警告画面の判定や事故対応には使いません。事前研修用の、情報を含まない確認メモの型だけに使います。
3. 今日使うAI・道具
使うのはIPAの公式情報、職場のセキュリティ手順と連絡先です。研修メモの見出しを整える場合だけChatGPTを使います。
実在の画面、URL、電話番号、端末情報、警告文、スクリーンショット、認証情報、社内情報をAIへ入力しません。
4. 実際にやってみる
1. 事前研修用の確認メモを作る
次の架空条件だけを使い、突然のセキュリティ警告に備える事前研修メモの型を作ってください。
「追加で押さない・入力しないもの」「電話・支払い・遠隔操作をしない」
「すでに行った操作の有無」「職場の正式な連絡先」
「端末をどう扱うかの指示」「IPAなど画面外の公式情報」「要確認」に分けてください。
警告の真偽、感染の有無、閉じ方、ネットワーク切断、強制終了、再起動、
削除・初期化、被害の有無を推測しないでください。
実在の画面、URL、電話番号、端末情報、スクリーンショット、
認証情報、社内情報を入力する欄は作らないでください。
2. 追加操作を止める
警告画面に表示された番号、ボタン、リンク、QRコードは使いません。電話、個人情報・認証情報の入力、支払い、ソフトの導入、遠隔操作の許可をしません。
3. 操作・入力の有無を分けて報告する
表示だけか、画面内を押したか、電話したか、入力・支払い・ソフト導入・遠隔操作をしたかを、分かる範囲で隠さず伝えます。被害や感染の有無は自分やAIで断定しません。
4. 職場端末は管理担当の指示を優先する
ネットワーク切断、ブラウザー終了、強制終了、再起動、ログ保存、削除・初期化は、組織の証拠保全や復旧手順に影響し得ます。画面内を操作せず、可能な範囲で職場の管理担当へ連絡し、その指示に従います。
5. 個人端末は画面外の公式情報へ戻る
別の安全な端末やあらかじめ用意した紙の連絡先から、IPAの手順や利用中サービスの公式窓口を確認します。IPAは、偽警告画面が表示されただけの場面について、ESCキー長押しで全画面を解除してブラウザーを閉じる練習方法を案内しています。実際に操作・入力した場合まで「閉じるだけ」で済むと広げません。
5. 完成例
【架空の事前研修メモ】
追加で押さない・入力しないもの:画面内の番号/ボタン/リンク/QR
しないこと:電話/支払い/ソフト導入/遠隔操作の許可
確認する事実:表示だけ/押した/電話/入力/支払い/導入/遠隔操作
職場の正式な連絡先:【職場で確認】
端末をどう扱うか:【管理担当の指示を確認】
画面外の公式情報:【IPA等の正式URLを職場で登録】
要確認:【空欄】
6. 使うときの注意
電話、入力、支払い、ソフト導入、遠隔操作をしてしまった場合は、恥ずかしがらず職場の管理担当へ直ちに報告します。個人端末では、IPA、金融機関・カード会社、消費生活相談、警察など、行った操作に応じた正式窓口へ画面外から連絡します。表示された社名・番号だけで本物と判断しません。閉じ方と最新の注意点は、IPA「偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集」で確認します。
7. 今日できたこと
- 画面内の番号・ボタンを使わない初動を確認できた。
- 操作・入力の有無を分けて報告できた。
- 端末操作を管理担当・公式情報へ戻せた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:見抜けたかより、操作を増やさず正式な窓口へつなげたかを大事にしよ。
やさしいAI仕事術