仕事の段取りの相談事例

社内AI研修は、機能説明だけで終わらせない——架空例・確認・持ち帰り

社内AI研修を、機能の紹介だけで終わらせず、架空例で試す・人が確かめる・職場で次に試す一つを持ち帰る流れにする方法

15分 ChatGPT 安心やってみよう

こんな人へ
職場で初めて生成AI研修を担当するが、何をどの順番で進めればよいか迷っている人

今日の相談

説明する機能が多すぎる

生成AIの機能一覧が並ぶ研修資料を前に、内容を絞り直す担当者とほー先輩

参加者が操作を追うだけになる仕事で何を試すか残らない

3ステップ

この順番なら、迷わず進められます

  1. AIへお願い

    安全確認・架空練習・持ち帰りに分ける・操作できない人の代替も用意する

    頼む
  2. AIの返事

    一つ試して一つ確かめる流れになる・次の仕事で試す候補が残る

    受け取る
  3. できた!

    研修後の一歩が決まった

    小さく戻せる仕事を選べた・誰に確認するかも分かった

    仕上げる
人が最後に確かめること
  • 実データで練習しない
  • 操作より確認を先にする
  • 使わない判断も持ち帰る
また困ったらおいでと言うほー先輩

研修のゴールは、全部覚えることやない。安全に試す一歩と、止まる場所を持ち帰ることやで。

流れはつかめたやろ? ほな、このとおりにやってみよか。コピーして使える手順を下に置いといたで。

このとおりに、5分でやってみる コピーして使える手順・スマホでもできます

1. 今日の相談

「職場で生成AIの研修を任されました。画面の開き方、文章の作り方、画像、要約と、紹介したい機能が増えています。でも、参加者が操作を見て終わりになりそうです」

初回の研修で大切なのは、機能をたくさん覚えることではありません。職場で使ってよい環境を確かめ、架空の材料で一つ試し、人が確認する所を持ち帰ることです。

今日は45分を一例に、説明・練習・確認・持ち帰りへ分けます。

2. 大丈夫です

ほー先輩:操作が遅くても大丈夫や。打ち方より、何を入れへんかと、答えのどこを確かめるかが分かったら前進やで。

全員が同じ速さで操作する必要はありません。画面を触れない人には、印刷した架空例を見ながら「何を確認するか」を考える参加方法を用意できます。

研修中にログインや設定で止まっても、学ぶ内容まで止めない設計にします。

3. 今日使うAI・道具

準備するものは次の五つです。

  • 職場で承認されたAI環境と利用ルール
  • 実在の人や仕事と無関係な架空メモ
  • AIを使わない人も読める紙または画面の見本
  • 出力の事実・数字・固有名を確認するチェック欄
  • 研修後に試す小さな仕事と確認先を書く持ち帰り欄

実際の顧客メール、会議録、職員名簿、未公開資料を練習材料にしません。参加者が自分の仕事の情報をその場で入力しないよう、開始前に伝えます。

4. 実際にやってみる

0〜5分:今日のゴールを一つにする

「AIを使えるようになる」ではなく、「架空メモから下書きを作り、事実を確認する所まで練習する」と伝えます。

5〜10分:使う前の安全確認

職場で使ってよい環境か、実在情報を入れないか、AIに決めさせない仕事は何かを確認します。不明な人は操作せず、架空の出力例を読む役に回れます。

10〜25分:一つの架空例で試す

【目的】取引先への日程確認メールの下書き
【材料】候補日は6月10日・11日・12日(すべて架空)
【条件】所要時間は30分。相手の都合を優先する
【形】件名と本文。未確認の事項は「要確認」と残す

AIには下書きまでを頼みます。候補日の正しさ、曜日、相手との関係、送信判断をAIに決めさせません。

25〜35分:人が確かめる

  • 材料にない事実が足されていないか
  • 日付・数字・固有名は元の架空メモと同じか
  • 強すぎる約束や、勝手な期限が入っていないか
  • 自分の職場で使うなら、誰の確認が必要か

35〜42分:直して比べる

一か所だけ修正を頼み、最初の出力と比べます。「もっと良くして」ではなく、「候補日を箇条書きにする」「未確認は要確認と残す」のように変更範囲を決めます。

42〜45分:次の一歩を持ち帰る

次に試したい、小さくて戻せる仕事を一つ書きます。利用可否が不明なら「試さない・確認先を調べる」も正しい持ち帰りです。

5. 完成例

研修準備メモは、次のように一枚へまとめられます。以下は架空例です。

【研修のゴール】
架空メモから下書きを作り、事実を確認する所まで練習する

【使う環境】
職場で承認された環境:要確認

【練習材料】
架空の日程確認メモ。実在情報は使わない

【人が確認すること】
日付、数字、固有名、材料にない追加、送信前の承認

【操作できない場合】
印刷した架空出力を読み、確認箇所へ印を付ける

【持ち帰り】
次に試す小さな仕事:空欄
確認する人・窓口:要確認

編集できるスライド、進行台本、ワークシート、架空事例をまとめて使いたい場合は、職場でAIを始める45分ミニ研修セットで実物3枚と無料サンプルを確認できます。

研修の前にAIを初めて触るなら、最初の10分は答え合わせできる質問から始める方法も使えます。研修後の共有は、研修の共有メモへ進んでください。

6. 使うときの注意

研修を実施することと、仕事で自由にAIを使ってよいことは別です。職場の利用ルール、契約、アカウント、入力情報、出力の確認責任を、研修の前に確認します。

参加者の個人アカウント作成や有料契約を、その場で必須にしません。ログインできない人、端末を使えない人、利用に不安がある人にも、紙の架空例で参加できる方法を残します。

研修でうまく出力できたことを、業務での正確性や安全性の証明にしません。正式に試すときは、生成AIの導入相談メモで対象業務と停止条件を職場へ相談します。

7. 今日できたこと

  • 機能紹介を、一つの架空練習へ絞れた。
  • 実データを使わずに研修できる準備ができた。
  • AIの出力を人が確認する時間を入れられた。
  • 操作できない人の参加方法と、研修後の一歩を置けた。

8. ほー先輩の一言

ほー先輩:研修でいちばん大事なんは、派手な答えやなくて、確かめ方を持って帰ることや。明日ひとつ試せるくらいが、ちょうどええで。

この型を保存する社内AI研修の準備メモ・コピーして使えます

役に立ちそうな人へ

この相談事例のリンクを渡せます。