1. 今日の相談
「AIを使ってみたいのですが、最初に何をすればいいか分からず、画面を開いては閉じています」
最初の10分にやることは一つだけです。自分がよく知っていることを質問してみる。趣味でも地元のことでも構いません。答えの当たり外れが自分で分かるので、AIの実力と癖が体感できます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:知らんことを聞いたら、答えが正しいか分からんやろ? 最初は一般的で「答え合わせできる質問」がええんや。
AIサービスへの入力が自分だけにしか見えない、学習や保存に使われないとは決めつけません。各サービスの利用規約・プライバシー設定と職場のルールを確認し、外へ出て困る情報は入力しない練習から始めます。
3. 今日使うAI・道具
使うのは職場や自分が利用を認めたAIサービスです。有料・無料にかかわらず、利用条件と設定を確認します。
最初の10分から、自分や他人の個人情報、仕事の固有情報、未公開情報、認証情報を入れない習慣を持ちます。名前を伏せても、具体的な日付・場所・珍しい出来事の組み合わせで特定できる場合があるため、架空・一般の内容だけで試します。
4. 実際にやってみる
1. 自分の詳しい分野で質問する
(例)
・野球が好きなら「ピッチャーの球種を初心者向けに説明して」
・料理をするなら「肉じゃがを甘めに作るコツは?」
・地理が好きなら「都道府県の一般的な地形の特徴を説明して」
2. 答えの「間違い探し」をする
詳しい分野なら、合っている所とあやしい所が見えます。「AIは賢いが、堂々と間違うこともある」を体感するのが今日の目標です。
3. 追いかけて質問してみる
「もっと簡単に言うと?」「小学生に説明するなら?」と重ねます。会話が続くこと、注文をつけられることが分かります。
4. 言い方を変えて頼んでみる
「3行でまとめて」「表にして」。同じ内容でも頼み方で答えが変わる感覚をつかみます。
5. 仕事の「固有情報のない相談」を一つ
最後に「架空のお礼メールの書き出しを3つ教えて」のような、実在の人・会社・案件・数字が要らない仕事の質問を一つ試します。返答は下書きとして読み、送信前に人が確認します。
5. 完成例
【最初の10分の流れ(架空の例)】
1問目:「地元の祭りを3つ教えて」
→ 2つ合ってた。1つは聞いたことがない(あやしい)
2問目:「2つ目の祭りをもっと詳しく」
→ だいたい合ってるが、日付が違う気がする
3問目:「お礼メールの書き出しを3つ」
→ そのまま使えそうなのが1つあった
感想:賢い。でも日付や事実は確認が要る。
明日:お礼メールの下書きから使ってみる
近い場面の記事として、AIへの質問の作り方(初心者)もあります。
6. 使うときの注意
最初の10分で有料プランの契約や、たくさんのサービスへの登録を急ぐ必要はありません。職場で使い始めるときは、使用を認められたサービス、アカウント、入れてよい情報、保存・共有の設定を確認します。AIの答えは、知っている分野で合って見えても、別の質問まで正しい保証にはなりません。
この10分練習を一人だけで終わらせず、職場で同じ安全線を確かめるなら、職場でAIを始める45分ミニ研修セットで実際のスライド3枚と無料サンプルを確認できます。
7. 今日できたこと
- 答え合わせできる質問から始められた。
- AIの実力と癖を体感できた。
- 固有情報を入れない習慣を最初に持てた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:最初の10分で、聞き方より先に「入れへん情報」と「答え合わせ」を覚えたら十分やで。
やさしいAI仕事術