1. 今日の相談
「新しいサービスを始めたのですが、お客様に聞かれたときの説明が人によってバラバラです。確認済みの内容と、その場で答えないことをそろえたいです」
作るのはひとこと説明カードです。中身は、ひとこと(30秒版)、よく聞かれる質問と答え、詳しい人(つなぎ先)、答えないことの四つ。
2. 大丈夫です
ほー先輩:説明を全部覚えるんは無理や。カード1枚を「見ながら答えてええ」ことにするんが、いちばん現実的やで。
AIにはカードの型と言い回しを手伝ってもらいます。価格・条件などの中身は、正式な資料から自分で転記します。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと架空の条件です。実際の価格や契約条件は、AIに書かせず正式資料から転記します。
カードにない質問への答えをAIやスタッフの推測で作りません。「確認して折り返します」を全員の共通ルールにします。
4. 実際にやってみる
1. ひとことを決める
「何を提供するか・対象は誰か・正式条件はどこで確認するか」を短い一文にします。効果や便利さを、正式資料にない表現で足しません。
2. AIへカードの型を頼む
新しいサービスをスタッフ全員が説明できるようにする「ひとこと説明カード」の型を作ってください。
項目は「ひとこと説明(30秒・2〜3文)」「よく聞かれる3つの質問と答え」「詳しい説明につなぐ人(役職名)」「答えないこと(推測で答えず確認に回すこと)」の四つにしてください。
価格や条件の欄は【正式資料から転記】と書いて空欄にしてください。
売り込みすぎない、聞かれたら答える調子の言い回しにしてください。
【架空のサービス】
・店で商品の取り置きサービスを始めた
・受付方法、保管日数、費用、対象商品、受け取り時の確認方法は、まだこの入力では確認できていない
3. 価格・条件を正式資料から転記する
【転記】欄を、チラシや社内資料の正式な記載で埋めます。ここはAIに任せません。
4. レジ裏など見える場所に貼る
「見ながら答えてOK」と一言添えて掲示します。覚えることを求めないのが続くコツです。
5. 変更があったら即差し替え
条件が変わったら古いカードを外し、日付を入れた新しいカードに差し替えます。
5. 完成例
【架空のひとこと説明カード(7/20版)】
■ひとこと
「お電話かレジで、商品のお取り置きができるようになりました。
◯日間お預かりできます(日数は正式資料から転記)」
■よく聞かれる3つ
Q. いつまで取り置ける? → 【正式資料から転記】
Q. 費用は? → 【正式資料から転記】
Q. 電話でもできる? → 【受付方法と取得してよい情報を正式資料で確認】
■詳しい話は → 店長へ
■答えないこと
・在庫の確約、値引き、例外対応 → 「確認して折り返します」
近い場面の記事として、お客様の声を職場で共有するもあります。
6. 使うときの注意
価格・期間・条件は正式資料から転記し、カードの日付で版を管理します。カードにない質問は推測で答えず、確認先へつなぎます。氏名・連絡先・商品名などを取得するか、何に使うか、どこへ記録するかはAIやカード例から決めず、職場の正式手順と個人情報ルールで確認します。
7. 今日できたこと
- 確認済みのひとことを決められた。
- 未確認の質問と確認先を分けられた。
- 正式資料と照合してから使うカードにできた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:カードは印象づくりやなく、確認済みと未確認を分ける道具や。分からん時は担当へ戻そな。
やさしいAI仕事術