はじめての相談事例

AIの2案を、事実と評価軸を分けて比べる

AIの案を数だけ増やさず、確認済みの材料と評価軸を先に決め、二つの案を比較して人が判断する方法

10分 ChatGPT できたやってみよう

こんな人へ
AIの最初の答えに何となく違和感があるのに、そのまま使ってしまいがちな人

今日の相談

1案目に違和感がある

AIの答えを前に迷う人

でも直し方が分からない結局そのまま使ってしまう

3ステップ

この順番なら、迷わず進められます

  1. AIへお願い

    方向の違う2案を頼む・選ぶか混ぜるかで仕上げ

    頼む
  2. AIの返事

    評価軸ごとに違いを見る・事実は元資料へ戻す

    受け取る
  3. できた!

    違いを説明できた

    好みと必須条件を分けた・採用前の確認事項が残った

    仕上げる
人が最後に確かめること
  • 先に目的と評価軸を決める
  • 事実は両案とも元資料で確認
  • 混ぜた後も全文を再照合する
また困ったらおいでと言うほー先輩

迷ったら、感じだけで決めんと「誰に何を伝える文か」へ戻ろな。

流れはつかめたやろ? ほな、このとおりにやってみよか。コピーして使える手順を下に置いといたで。

このとおりに、5分でやってみる コピーして使える手順・スマホでもできます

1. 今日の相談

「AIの最初の答えに何となく違和感があるのに、どう直せばいいか分からず、結局そのまま使ってしまいます」

一つの方法は、目的と評価軸を決めてから、方向の違う二案を比べることです。二案あるだけで正解が分かるわけではありません。「読み手」「必要な情報」「職場の文体」「確認が必要な事実」ごとに違いを見ます。

2. 大丈夫です

ほー先輩:二案あると違いは見つけやすい。でも、どっちが合うかは目的と元資料で確かめるんやで。

比較すると、好みと必須条件を分けやすくなります。どちらも条件を満たさない場合は、無理に選ばず修正します。

3. 今日使うAI・道具

使うのはChatGPTなど、いつものAIです。実在の顧客名、連絡先、未公開情報、社内だけの条件は入力せず、架空の材料で比較の型を練習します。

どちらの案でも、事実(日付・数字・条件)の確認は自分で行います。案の違いは「言い方」の違いで、事実の正しさは別問題です。

4. 実際にやってみる

1. 目的・必須条件・評価軸を先に書く

次の架空メモだけをもとに、お客様へのお知らせ文を2案作ってください。
A案:丁寧できちんとした調子
B案:短くやわらかい調子
内容と事実は同じにして、言い方だけ変えてください。
メモにない事実は、どちらの案にも足さないでください。
比較表に「必須情報」「読みやすさ」「職場の文体」「元資料で確認する事実」を付けてください。
最終案は選ばないでください。

【メモ】
・8月1日から店内の一部を改装
・営業は通常どおり続ける
・工事の音が出る時間帯がある

2. 評価軸ごとに違いを見る

まず必須情報の欠落や追加がないかを見ます。次に、読み手、文書の目的、職場の文体に照らして比べます。「好き」だけでなく、採用理由と未確認事項を一行ずつ書きます。

3. 混ぜたいときは指示して混ぜる

「A案の書き出しとB案の結びを組み合わせてください」のように、残したい箇所を指定します。混ぜると主語、時制、敬語、条件がずれることがあるため、完成後は新しい一案として全文を確認します。

4. 事実の確認は自分で

選んだ案の日付・数字・固有名詞・条件を、元資料と担当者の確認結果へ突き合わせます。二案に同じ事実が書かれていても、AIが同じ誤りを繰り返している可能性があるため、一致を根拠にしません。

5. 選んだ理由をひとこと覚えておく

「短文を優先」「正式案内はこの語調」など、個人の感覚ではなく、職場で確認できた評価軸を記録します。次回も文書の種類や読み手が変われば、同じ軸が使えるか見直します。

5. 完成例

【A案(丁寧)】
お客様各位
8月1日より、店内の一部を改装いたします。
期間中も通常どおり営業しておりますが、
時間帯により工事の音が生じる場合がございます。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

【B案(やわらかい)】
8月1日から、店内の一部をすこし改装します。
営業はいつもどおりです。
時間帯によって工事の音がすることがあります。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。

【比較メモ】
必須情報:両案とも入っているか、架空の元メモと照合
読み手:店頭で短時間に読む前提に合うか
職場の文体:責任者へ確認
未確認:実際の日付・営業条件・工事案内は正式資料で確認
→ この段階では確定せず、確認後に担当者が選ぶ

近い場面の記事として、AIが分かりませんと答えたときの対処もあります。

6. 使うときの注意

案を増やしても品質が上がるとは限りません。二案とも必須条件を外していれば、選択ではなく条件の見直しが必要です。契約、規程、法令、安全、医療、税務、人事など、表現を柔らかくすることで意味や効力が変わり得る文書は、AI案だけで決めず、正式な原文と担当者・専門家の確認を優先します。

7. 今日できたこと

  • 目的・必須条件・評価軸を先に決められた。
  • 二案の違いと未確認事項を分けられた。
  • 混ぜた後も、元資料と担当者へ戻る手順を残せた。

8. ほー先輩の一言

ほー先輩:二案は判断の材料や。元資料と目的に照らして、選ばへん決断も残しとこな。

この型を保存するAIの2案比較テンプレ・コピーして使えます

役に立ちそうな人へ

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