1. 今日の相談
「店内案内が長くて読まれません。やさしい日本語にしたいのですが、大事な条件まで変わりそうです」
案内を、目的、対象、変えない意味、数字、禁止、次の行動、確認先へ分けます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:言葉はやさしくしても、条件や注意の強さは薄めんでええで。
短くする前に、絶対に変えない意味を決めます。読みやすさと正確さを別々に確認します。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと架空の案内です。顧客情報、防犯情報、未公開の料金、職員名、内部連絡先をAIへ渡しません。
AIに営業時間、料金、禁止、安全性、例外、補償、対象者、翻訳の正しさを推測させません。
4. 実際にやってみる
1. 変えない意味を先に書く
誰に、何を、いつしてほしいか、禁止や注意の強さを一文で残します。
2. 一文を短くする
一文に一つの内容だけを置き、難しい言葉には短い説明を付けます。
3. 数字・固有名詞・禁止を分ける
日時、料金、場所、数量、名称、「禁止」「必須」などを人が元資料と照合します。
4. AIへ言い換え案を頼む
次の架空の店内案内を、やさしい日本語の案へ直してください。
「目的」「対象」「変えない意味」「数字」「禁止・注意」「次の行動」「確認先」に分けてください。
一文を短くし、難しい言葉には短い説明を付けてください。
営業時間、料金、禁止、安全性、例外、補償、対象者を推測しないでください。
数字と固有名詞は「要確認」のまま残してください。
5. 現場で読み合わせる
元の案内と並べ、意味が弱くなっていないか、次に何をするか分かるかを複数人で確認します。
なぜ変えない意味を先に書くのか:やさしい日本語に直すと、短くするうちに、禁止事項や条件の意味が変わってしまうことがあります。変えてはいけない意味、数字、固有名詞を先に書き出しておくと、意味を変えずに言い換えられます。
よくある失敗
- 短くするうちに、禁止事項や条件の意味が変わってしまう
- 数字や固有名詞まで、言い換えてしまう
- AIの言い換え案を、元の意味と照らさずに使う
- 実際に読む人に、読み合わせて確かめない
5. 完成例
【目的】架空の受付方法を伝える
【対象】来店した人
【変えない意味】先に受付が必要
【数字】受付時間は要確認
【禁止・注意】元の強さを変えず要確認
【次の行動】案内表示の場所へ進む
【確認先】店頭で案内する担当者
近い場面として、店内案内を多言語にする前に、元の日本語・重要情報・確認者を整えるもあります。
近い場面として、文字起こしの言いよどみを削る前に、原文・意味・数字・話者を確認するもあります。
6. 使うときの注意
やさしい日本語だけで全員に伝わるとは限りません。必要に応じて図、ピクトグラム、多言語、対面案内を組み合わせ、翻訳は分かる人が確認します。
7. 今日できたこと
- 変えない意味を先に決められた。
- 数字と禁止を別に照合できた。
- 次の行動が分かる短い案内にできた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:分かりやすくするほど、変えたらあかん所を先に守ろな。
長い説明は三つの要点にする方法、案内の見つけにくさは入口・売り場・会計前の改善へ進めます。
やさしいAI仕事術