1. 今日の相談
「店内放送と入口の掲示で、受付場所の説明が少し違います。どうそろえればよいでしょうか」
作り直す前に、目的、対象、共通する事実、開始・終了、場所、行動、例外、問い合わせ先、更新担当、代替手段へ分けます。
2. 大丈夫です
ほー先輩:二つの文章を直接直す前に、確認済みの元メモを一枚作ろな。
AIには音声用と掲示用の下書きだけを頼みます。場所、期間、安全な経路、例外、開始・終了は、現場、正式予定、担当者が人の目で確認します。
3. 今日使うAI・道具
使うのはChatGPTと、固定の練習例「町内読書会の公開展示室を案内する音声と掲示」です。AIには空欄の音声・掲示文型だけを作らせます。実際の場所、期間、行動、例外、問い合わせ先、更新担当、実顧客、予約情報、従業員の連絡先、鍵や暗証番号、防犯設備、非公開の避難経路はAIへ渡しません。
AIに安全な経路、営業可否、対応の優先度、緊急時の指示を判断させません。
4. 実際にやってみる
1. 共通する事実を一枚にする
場所、期間、対象、してほしい行動、問い合わせ先を、正式な元資料と現場で確認します。
2. 音声と掲示の役割を分ける
音声は短く、最初に要点を置きます。掲示は場所、矢印、期間、代替手段を見返せる形にします。
3. 聞けない・見られない場合を考える
放送が聞こえない人、掲示を見つけにくい人にも届くよう、有人案内や別の表示を確認します。
4. AIへ二つの下書きを頼む
固定の練習例「町内読書会の公開展示室」を見本に、店内の音声案内と掲示文に使う空欄の文型を作ってください。
最初に「共通する事実」「開始・終了」「場所」「してほしい行動」「例外」「問い合わせ先」「更新担当」「要確認」の表を出してください。
音声案内は短く要点を先に、掲示文は見返せる箇条書きにしてください。
各欄は空欄にし、実際の場所、期間、行動、例外、問い合わせ先、更新担当、安全な経路、緊急時の指示は入力・推測しないでください。
各欄の末尾に「正式予定・現場確認・案内責任者へ戻る」と添えてください。
5. 現場で二つを同時に照合する
AIが作った空欄の文型を承認済みの元メモへ移し、人が正式予定と現場確認から記入します。放送を読み上げ、掲示を実際の位置へ置き、場所、期間、問い合わせ先が一致するかを案内責任者が確認します。
5. 完成例
【共通する事実】__(人が正式予定から記入)
【開始・終了】__(人が担当表から記入)
【場所】__(人が現場で確認して記入)
【してほしい行動】__(案内責任者が決定)
【例外】__(職場ルールと現場確認から記入)
【更新担当】__(正式な担当表から記入)
〈音声案内〉__(確認済みの元メモから人が記入)
〈掲示文〉__(確認済みの元メモから人が記入)
AIが場所や安全を決めず、確認済みの共通メモから二媒体を作っています。
6. 使うときの注意
音声案内を聞けない人、掲示を読みにくい人、言葉だけでは場所が分かりにくい人がいます。一つの方法だけで完了にしません。
終了後は放送を止めるだけでなく、掲示、Web、受付メモも同じ時刻に戻ったかを確認します。
7. 今日できたこと
- 音声と掲示に共通する事実を一枚にできた。
- 媒体ごとに長さと役割を分けられた。
- 代替案内と更新担当を残せた。
8. ほー先輩の一言
ほー先輩:同じ内容にそろえるんは、同じ文章へすることやなく、同じ事実へ戻すことやで。
放送原稿だけを作る場合は対象・時刻・繰り返し条件を確認する方法、古い掲示の更新は変更点・確認日・差し替え場所から直す方法へ進めます。
やさしいAI仕事術